“生”の反対は?~あなたは、何と答えますか~
2011年08月01日
二里公民館 at 22:47 | Comments(2) | 家読
地域の方から“すてきな本”を紹介いただきました。

著者の内田美智子さんは福岡県在住の助産師です。
産婦人科医院勤務の傍ら、「性」「生」「食」をテーマに講演活動をされています。
伊万里市でも講演をされ、その講演に行かれた福母区のFさんからご紹介いただいた本です。
*この本の中で、特に印象に残った言葉を紹介します*
「生」の反対は?と問われたとき、多くの人は「死」と答えます。
生の反対は、生まれないこと。
生まれたものにしか「生」も「死」も存在しない。
生まれてくることができない子、数時間しか生きていられない子がたくさんいます。
「人はそこにいるだけで価値がある」ということです。
大切なのは、命が大事なのではなく、あなたが大事ということ。
子どもは、一人で、優しい子、明るい子、賢い子、人の痛みが分かる子に育つわけではありません。親がそう育てるのです。その子に関わっていく大人がそう育てるのです。
乳児には肌を離さないで、幼児には手を離さないで、小学生には目を離さないで、思春期の子どもには心を離さないで!
大人がすべきことは…
子どもが生きるための権利「食べて、寝て、遊んで、愛されること」を保障すること。
子どもにとって、食べて、寝て、遊んで、愛されることは、生きることそのものです。
アフリカのことわざ…「子どもを育てるには村がいる」
子育ては、地域で行うことが原則。
人間は、家族、友人、学校、地域を含むさまざまな人々とつながり、そこから伝えられる情報や規範、価値観を学び、精神的な支えを得ながら成長していきます。
たかが「食べること」、されど「食べること」。
誰でも簡単にできる「食べること」。それにより、言葉で伝わらない一番大切なことが、お煮しめのように子どもに染み込んでいきます。
子どもにとって普通の食卓とは…
それは、食事を大事にする食卓です。一緒に食べる人がいる食卓。食事の時間が楽しい食卓。家族のために作った料理が並ぶ食卓。みんなで食事を囲むのが食卓。
たかが食卓。しかし、子どもは食卓で育ちます。

“生きること”をあらためて考えさせられました。
読み終えた後、ほんわり!
家族や友人をおもうキモチがあたたかく、やさしくなったような気がしました。
著者の内田美智子さんは福岡県在住の助産師です。
産婦人科医院勤務の傍ら、「性」「生」「食」をテーマに講演活動をされています。
伊万里市でも講演をされ、その講演に行かれた福母区のFさんからご紹介いただいた本です。
*この本の中で、特に印象に残った言葉を紹介します*
「生」の反対は?と問われたとき、多くの人は「死」と答えます。
生の反対は、生まれないこと。
生まれたものにしか「生」も「死」も存在しない。
生まれてくることができない子、数時間しか生きていられない子がたくさんいます。
「人はそこにいるだけで価値がある」ということです。
大切なのは、命が大事なのではなく、あなたが大事ということ。
子どもは、一人で、優しい子、明るい子、賢い子、人の痛みが分かる子に育つわけではありません。親がそう育てるのです。その子に関わっていく大人がそう育てるのです。
乳児には肌を離さないで、幼児には手を離さないで、小学生には目を離さないで、思春期の子どもには心を離さないで!
大人がすべきことは…
子どもが生きるための権利「食べて、寝て、遊んで、愛されること」を保障すること。
子どもにとって、食べて、寝て、遊んで、愛されることは、生きることそのものです。
アフリカのことわざ…「子どもを育てるには村がいる」
子育ては、地域で行うことが原則。
人間は、家族、友人、学校、地域を含むさまざまな人々とつながり、そこから伝えられる情報や規範、価値観を学び、精神的な支えを得ながら成長していきます。
たかが「食べること」、されど「食べること」。
誰でも簡単にできる「食べること」。それにより、言葉で伝わらない一番大切なことが、お煮しめのように子どもに染み込んでいきます。
子どもにとって普通の食卓とは…
それは、食事を大事にする食卓です。一緒に食べる人がいる食卓。食事の時間が楽しい食卓。家族のために作った料理が並ぶ食卓。みんなで食事を囲むのが食卓。
たかが食卓。しかし、子どもは食卓で育ちます。

“生きること”をあらためて考えさせられました。
読み終えた後、ほんわり!
家族や友人をおもうキモチがあたたかく、やさしくなったような気がしました。
この記事へのコメント
私も、購入しました^^
多くの方に、知ってほしい本ですね♪
多くの方に、知ってほしい本ですね♪
Posted by 池田畳店の息子
at 2011年08月01日 23:02

>池田畳店の息子さん
読みやすくて、わかりやすい本でした。
“一人じゃない”って思いました。優しいキモチなったような気がしました。
年齢や性別を問わず読んでいただきたいですね。
読みやすくて、わかりやすい本でした。
“一人じゃない”って思いました。優しいキモチなったような気がしました。
年齢や性別を問わず読んでいただきたいですね。
Posted by 二里公民館
at 2011年08月02日 21:40
